部屋に香りを添えたいけれど、機械を置くほどでもない。そんなときに手に取りやすいのがルームスプレーです。好きなタイミングで使えるからこそ、まず知っておきたいのは「どこに使うものか」。香りの名前と一緒に、ボトルの用途表示も読んでみましょう。
「ルーム用」でも、使える対象はさまざま
空間に噴霧するもの、布製品に使うもの、両方に使えるものがあります。例えば無印良品のルームフレグランススプレーには、空間と布製品への使用が案内された製品があります。こうした表示は製品ごとのもの。手元のスプレーにも同じ使い方ができるか、裏面や公式説明で確かめます。肌や髪には、それぞれの用途として販売されている製品を選びましょう。
空間に使うなら、部屋を整えてから
窓を開けて空気を入れ替え、机や椅子を整えたあとに、表示された方向・距離・回数で使います。食事の準備中なら、料理の香りを楽しむ時間を先に。人や動物へ直接向けず、火気から離れ、床や家具に液が付かない位置を選びます。噴霧した直後に顔を近づけるより、いつもの席に戻って部屋全体の印象を感じてみてください。

布に使うなら、素材との相性を見る
布に対応した製品でも、革や絹など対象外の素材が書かれていることがあります。使用できる素材を確認し、目立たない部分で色や風合いの変化を確かめてから、指定距離を保って使用します。クッションなら顔に触れる場所かどうか、カーテンなら近くに窓枠や家電がないかも確認。乾いてから普段どおり使う、という順番を暮らしの中に組み込みましょう。
一つの部屋には、一つの香りから
リードディフューザー、柔軟剤、香水など、家にはすでに香りがあることも。新しいスプレーを試す日は、一つずつ確かめると好みがつかみやすくなります。「本を読む前だけ」「来客の準備が終わってから」など、使う場面を決めるのも一案です。噴霧を重ねる前に一度その場を離れ、戻ったときの印象を見てみましょう。
使ったら、次に手に取る場所へ
ストッパーやキャップを元に戻し、製品の保管表示に沿って立てて保管します。いつ購入したかをボトルの底に記しておくと、使い切る目安を考えやすくなります。部屋を香らせることは、これから過ごす時間への小さな準備。お気に入りの席とともに、自分のための回復の余白をつくっていきましょう。

表示例の参考:無印良品「ルームフレグランススプレー アールグレイ」。

