30分のアロマ体験会の開き方|三つの香りと、自分の言葉を持ち帰る時間

明るい窓辺で三人の女性が試香紙の香りを楽しむアロマ体験会のイメージ

好きな香りについて話していると、その人の好きな景色や過ごし方まで見えてくることがあります。友人同士の集まりや小さなイベントで、そんな会話が生まれるアロマ体験会を開いてみませんか。

ここで提案するのは、三種類の精油を比べる30分の会。持ち帰るものは、香りを試した記録と「私はこれが好き」という発見です。

最初に決めるのは、体験会のゴール

今回のゴールは「香りを自分の言葉で一つ説明できること」。植物名をたくさん覚える会とは違い、一人ひとりが感じた印象を大切に進めます。参加者には、事前に香りを扱う会であることを伝え、香りを試さず話や記録だけで参加する選択も用意しておきましょう。

用意するもの

  • 特徴の違う精油を三種類。例:オレンジスイート、ラベンダー、フランキンセンス。
  • 参加者一人につきムエット三本と、置くための小さな受け皿。
  • 名前と印象を書ける用紙、筆記具。
  • 使用後の紙をまとめる袋と、精油瓶を安定して置くトレー。
  • 精油ごとの製品表示と、紹介する基本情報のメモ。

机は、精油を扱う場所と筆記する場所を分けると使いやすくなります。飲み物は別の台へ。進行役が瓶を管理し、参加者は香りの観察に集中できる準備がおすすめです。

青灰色の机に三人分の試香紙、白い小皿、記録カードと三本の精油瓶を並べた体験会の準備
香りを試す道具と、言葉を残すカードを一人分ずつ。準備の時間から、小さな体験会が始まります。

30分の進行表

時間 すること 声のかけ方
0〜5分 今日の流れと道具の使い方 好き嫌いも含めて、ご自身の印象を残しましょう。
5〜14分 三種類を一本ずつ試す どんな色、場所、季節が浮かびますか。
14〜20分 お気に入りを選び、もう一度試す 最初と比べて、新しく気付いた言葉はありますか。
20〜27分 使ってみたい場面を話す 一日のどの時間に、この香りがあるとうれしいですか。
27〜30分 記録をまとめ、片付ける 今日の一言を、次に香りを選ぶ自分へのメモに。

香りの説明は、参加者が書いたあとに

最初から「これは明るい香りです」と説明するより、まず参加者に言葉を選んでもらうと、その人らしい発見が集まります。みんなが記録したあとで、植物名や抽出部位などの基本情報を添えましょう。

たとえば同じオレンジでも、「朝食」「遠足」「冬のこたつ」と違う場面が出てきます。その違いを楽しむことが、この会の中心です。進行役は「どんなところからそう感じましたか」と、もう一言を引き出す役に回ります。

記録用紙は、五つの欄で十分

精油名、最初の一言、浮かんだ色、楽しみたい時間、次に比べたい香り。この五つを一枚にまとめると、短い体験でも暮らしへのつながりが残ります。

たくさん書くのが苦手な人には、丸を付ける、色を塗る、絵を一つ描く方法も。香りを言葉にすること自体が楽しい遊びになるよう、記録の形にも余白を持たせましょう。

藍色と赤茶色の服の女性二人が、香りの印象を色鉛筆でカードに記録する手元
言葉が浮かばないときは、色を一つ選ぶところから。並べたカードにも、それぞれの香りの感じ方が表れます。

暮らしへ持ち帰るための紹介を添える

最後に商品を紹介するなら、「気に入った香りを、どんな道具や日用品で楽しめるか」という順番で。芳香用の精油、洗うためのソープ、保湿に使うオイルでは、使う場面が異なります。

naturaumの公式ショップも、香りのある日常を考える選択肢の一つに。体験した香りの印象と商品説明を見比べながら、暮らしに取り入れたいものを選んでもらいましょう。

準備に役立つ記事:ムエットの使い方/香りのノートの書き方/精油・ソープ・オイルの違い

この進行はnaturaum lifeの体験会プラン例です。使用する精油の表示、参加者の年齢や会場の条件に合わせて準備してください。掲載画像は、体験会と道具のイメージです(CanvaによるAI生成)。編集:naturaum life/2026年9月24日